子宮脱

腟の上部を支えるジンタイ(ルビ)が緩み、子宮が下がってくるタイプの骨盤臓器脱です。

  • 腟から丸いものが触れることがありますか?
  • 骨盤の重だるさや違和感がありますか?
  • 長時間立つとなにか下がる感じがありますか?
→ 骨盤臓器脱形成術の検討をおすすめします

What?(定義・原因・特徴)

子宮脱は、骨盤底の支持が弱くなることで子宮が下垂する状態です。加齢・出産・腹圧の上昇・ホルモン低下などが関与し、膀胱瘤や直腸瘤を合併する場合もあります。

正常骨盤(模式図)

正常の骨盤(模式図)

子宮脱の状態

子宮脱の状態(子宮が下垂した図)

※症状・重症度により保存療法または手術療法を選択いたします。

Method(手術のプロセス)

1
デザイン・麻酔
静脈麻酔・腰椎麻酔・必要時は全身麻酔を選択し、修復範囲を事前にデザインします。
2
切開・止血
デザインに沿って丁寧に切開し、出血を最小限に抑えながらすすめします。
3
多層縫合
靭帯や支持組織を補強し、粘膜だけでなく筋層も含めて複層で縫合します(所要時間:約30〜60分)。

手術後のケア

創部の消毒・保護を行い、痛みや腫れの軽減を目的に鎮痛薬・抗炎症薬を処方することがあります。医師の指示に従ってケアをお願いいたします。

Key Points

  • 静脈麻酔(必要時は全身麻酔)により痛みに配慮します
  • 術後疼痛の軽減に注力し、複数の手法で痛みも最小限にいたします
  • 特殊縫合法で自然治癒を促進し、抜糸は不要です
  • オンライン診療に対応し、術後通院は不要になります
  • 術後は2週間の禁欲をおすすめします

Feature(当院の特徴・強み)

① 形成外科専門医在籍 仕上がりに配慮した形成外科技術を提供します。
② 助産師多数在籍 全員が対応可能で丁寧にサポートいたします。
③ 女性医師多数 ご希望により全員女性スタッフで対応します。
④ 産婦人科専門医多数 解剖学に基づいて安全に施術します。
⑤ 麻酔科専門医在籍 必要時には全身麻酔にも対応します。
⑥ 婦人科形成に特化 症例に基づき標準化と個別最適化を行います。
⑦ 保証制度・返金制度 条件をご説明のうえで相談・対応いたします。
⑧ 多数医師の連携 多数医師の知見を集約し最善の医療を提供します。
⑨ 医療安全と質 多職種連携により安全性を確保します。

診療費用

20万円(税込)
※麻酔・投薬・再診など、別途費用がかかる場合があります。

リスク・副作用

疼痛・出血・創部腫脹・創部感染症・再発などあげられます。

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